【MLB】「間もなくメジャー史上最高額の選手が誕生」米メディア、大谷翔平の新契約を予想 新天地に適した10球団もピックアップ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「間もなくメジャー史上最高額の選手が誕生」米メディア、大谷翔平の新契約を予想 新天地に適した10球団もピックアップ

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【MLB】「間もなくメジャー史上最高額の選手が誕生」米メディア、大谷翔平の新契約を予想 新天地に適した10球団もピックアップ
  • 【MLB】「間もなくメジャー史上最高額の選手が誕生」米メディア、大谷翔平の新契約を予想 新天地に適した10球団もピックアップ

現在行われているワールドシリーズ(WS)が終了すると、いよいよ注目のフリーエージェント(FA)市場が開幕する。米スポーツメディア『The Athletic』は10月31日(日本時間1日)、対象となるFA選手をランキング化し、トップ40を発表。合わせて、契約金額や適する新天地などを予想した。

結果は1位が大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルス)で、2位に山本由伸オリックス・バファローズ)が入った。FA市場を日本選手2人が席巻することになりそうだ。

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■10年総額で約722億円が基本線

熱戦続くWSが終了するとFA市場が開幕する。ただし、WS終了後から5日間は現所属チームに独占交渉期間が与えられるため、本格的に市場が動き出すのはその後となる。

米スポーツメディア『The Athletic』はストーブリーグ突入を前にFAになる選手を独自にランキング化し、トップ40を発表した。記事を執筆したのはシンシナティ・レッズなどでGMを務めたジム・ボーデン氏。編成責任者として活動した経験をもとに、各選手の契約金額や移籍先などを予想した。

1位には当然のごとく大谷を選出。記事は、44本塁打を放ってア・リーグ本塁打王に輝いたことなど今季成績を紹介しつつ、「1人の選手としてはメジャー史上もっとも素晴らしいシーズンを過ごした」と称賛。その上で「右肘手術の影響により、投手としては以前の状態に戻らない可能性も考慮し、新契約はインセンティブ、エスカレーター条項(年俸増減)、オプトアウトを絡めた複雑なものになる」と指摘。金額としては10年総額4億7700万ドル(約722億円)を基本線とし、インセンティブなどオプションをすべてクリアすれば5億ドル(約757億円)を超える形になると予想した。

■2位の山本は7年総額で約319億円

大谷の新天地に適した球団としては、ロサンゼルス・ドジャース、テキサス・レンジャーズ、シアトル・マリナーズ、ニューヨーク・メッツ、ボストン・レッドソックス、サンディエゴ・パドレス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、シカゴ・カブス、フィラデルフィア・フィリーズ、トロント・ブルージェイズの10球団を挙げた。

ボーデン氏は「各球団とも複雑な条件を提示せざるを得ないだろう。しかし、誤解してはいけない。彼はユニコーンであり、もう間もなく野球界において史上最高額を得る選手になる」と締めくくった。

同氏が2位に推したのは山本で、契約は7年総額2億1100万ドル(約319億円)と見立てた。フィットする球団としては、メッツ、ドジャース、フィリーズ、レンジャーズ、ジャイアンツ、レッドソックス、カブスのほか、セントルイス・カージナルス、ニューヨーク・ヤンキースの名前も挙げ、計9球団をリストアップした。

そのほかの日本選手としては、メジャー挑戦が濃厚となっている今永昇太(横浜DeNAベイスターズ)が22位に入り、前田健太(ミネソタ・ツインズ)が34位となった。松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス)や離日したトレバー・バウアー(DeNA)らはランク外となった。

日本選手が来季どのチームでプレーするのか。今後展開される各球団との交渉に注目だ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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