【MLB】「大谷翔平の右肘は問題ないようだ」背番号17を譲ったケリー投手、トレーニングの様子を明かす「体も大きく、強くなっていた」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「大谷翔平の右肘は問題ないようだ」背番号17を譲ったケリー投手、トレーニングの様子を明かす「体も大きく、強くなっていた」

スポーツ 短信
【MLB】「大谷翔平の右肘は問題ないようだ」背番号17を譲ったケリー投手、トレーニングの様子を明かす「体も大きく、強くなっていた」
  • 【MLB】「大谷翔平の右肘は問題ないようだ」背番号17を譲ったケリー投手、トレーニングの様子を明かす「体も大きく、強くなっていた」

ドジャースに加わる大谷翔平投手のために「背番号17」を譲ったジョー・ケリー投手が13日(日本時間14日)、本拠地ドジャースタジアムで取材に応じた。背番号を17から99に変更した35歳のベテラン右腕は「17は誰にも譲るつもりはなかった」と心境を明かした。米複数メディアが伝えている。

◆【実際の映像】笑顔でユニフォームを放り投げ、背番号を譲った夫の背中に「99」と記入 大谷翔平の加入を喜ぶケリー投手の美人妻が「とっても可愛い」と話題に

■譲渡したお礼は……「欲しいものリストある」

FAとなっていたケリー投手は1年800万ドル(約11億6000万円)でドジャースと再契約。そして、今季背負っていた「17」を新加入の大谷に譲り、「99」が新しい背番号となった。

取材に応じたケリーは「(背番号は)誰にも譲るつもりがなかった」と本音を吐露。「17」は大学時代にも付けており、彼にとっても思い入れのあるナンバーだったという。

しかし、実際に球団から背番号変更を打診された際には「オオタニのためなら喜んで交換する」と返答していた。

「将来、オオタニは野球殿堂入りするだろうし、17もドジャースの永久欠番になるだろう。まあ、それ(17を大谷に託すこと)が、私も殿堂入りに近づく一番良い方法だろう」とジョークを飛ばしつつ、愛着のある「17」が大谷とともに歴史を刻むことを願い、譲ることを決めたと明かした。

また、「17を譲ったお礼にオオタニから何かもらうのか」と問われたケリーは「(欲しいものを並べた)リストはあるけど、それについてコメントはしない」と笑わせた。

■「毎試合がプレーオフのような雰囲気になる」

大谷の加入が決定して以来、ドジャースのユニフォームが売れまくり、試合チケットも高騰するなどフィーバーが起こっていることについては「チケットは毎試合完売するだろうね。我々が行うすべての試合はプレーオフのような雰囲気になる」と興奮を隠せない様子だった。

ケリーは今回の契約について「オオタニとチーム、両者にとって良い取引だったと思う」と感想を述べた上で、その理由について「ドジャースは毎年競争力があるし、彼が望むポストシーズンに行ける。一方、彼は全スポーツ界の中でもっとも高給取りだが、(大谷が契約金額の97%を後払いにしたことで)チームも毎シーズン、新たに多くの選手を補強できるようになった」と話した。

エンゼルス時代、メディア対応が少なかった大谷。FAになった今オフもそれは変わらず、情報が少なかった。そのため、メディアは大谷の周辺に取材するしかなく、今回もドジャースの選手たちが、大谷にまつわる質問を受けている。

ケリーも大谷の様子について聞かれると「話をする機会はあったよ」と明かし、「すでに熱心にトレーニングをしている。体はより大きくなり、より強くなっているようだ。(手術した)右肘は問題ないように見えた」とコメント。その上で「オオタニに関する質問を週に1度くらいなら受ける準備はできている」と自分以外の大谷に関する質問も受け付けると表明し、再び笑わせた。

大谷に背番号17を譲ったことで、日本でも一躍名が知れ渡ったケリー。背番号変更をモチーフにしたアシュリー夫人のコミカルなインスタグラムも評判で、大谷の相関図に新キャラクターが登場することになりそうだ。

◆【実際の映像】笑顔でユニフォームを放り投げ、背番号を譲った夫の背中に「99」と記入 大谷翔平の加入を喜ぶケリー投手の美人妻が「とっても可愛い」と話題に

◆大谷翔平がドジャース球団施設でトレーニング開始 「さっき握手したよ、デカかった……」若手同僚が明かす

◆大谷翔平のドジャースユニフォーム、メッシやクリロナ超える販売数に 本拠地開幕戦の最安チケットは6万円に迫る高騰

文●SPREAD編集部

《SPREAD》
page top