【RIZIN.45】「アーチュレッタvs.朝倉海」、両者と対戦経験の扇久保は「殺傷能力がある」と朝倉のKO勝利を予想 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【RIZIN.45】「アーチュレッタvs.朝倉海」、両者と対戦経験の扇久保は「殺傷能力がある」と朝倉のKO勝利を予想

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【RIZIN.45】「アーチュレッタvs.朝倉海」、両者と対戦経験の扇久保は「殺傷能力がある」と朝倉のKO勝利を予想
  • 【RIZIN.45】「アーチュレッタvs.朝倉海」、両者と対戦経験の扇久保は「殺傷能力がある」と朝倉のKO勝利を予想

RIZIN.45(ライジン45)」が31日、さいたまスーパーアリーナにて行われる。大晦日大会では、当初は7月30日の「超RIZIN.2」で対戦が決まっていた「フアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海」のバンタム級タイトルマッチがついに実現する。

このカードについて、総合格闘家でアーチュレッタ、朝倉それぞれと対戦経験のある扇久保博正が、自身のYouTubeチャンネル「扇久保博正 おぎちゃんねる。Ogichannel」で勝敗を占った。

◆【実際の動画】「アーチュレッタvs.朝倉海」を扇久保が勝敗予想! 両者と対戦して分かった“強み”と“弱み”を詳しく解説&分析

■勝敗のカギは「ファーストコンタクト」

まず現王者アーチュレッタの印象としては「打撃とタックルの見分けがつかない、日本人にはない速いテンポで遠い距離からドンドン入ってきて、それを繰り返す」と、独特の試合運びを振り返った。しかし、「威力のあるパンチは僕の試合の中ではなかったので、パンチで倒しに来るという選手ではなかった。蹴りはほとんどない」と打撃面のウィークポイントを指摘した。

一方、挑戦者の朝倉については「2回目は拳が折れてたんですけど、1回目の印象は打撃の点で当てる力が強いなと、打撃の硬さが本当に強くてかなり痛い打撃を打ってくるなという印象」と、アーチュレッタとは対象的に打撃面での強みを強調。

組技については「テイクダウンディフェンス、腰の強さがある」とし、バックボーンに相撲経験がある朝倉の足腰の強さを評価した一方、「べったりと背中を付けたときの寝技はそこまで強い印象はない。絶対に背中を付けないで闘って、殺傷力のあるパンチ蹴りを打ち込んでくる印象」と、弱点と思われるシーンを回想した。

試合展開については、「アーチュレッタは確実にレスリングでくる。僕と海選手の2回目のような戦いを仕掛けるのでは、打撃もやりながらタックルにどんどん入って時間を使って削っていく」と予想。

これに対する朝倉の戦術として「ファーストコンタクトでアーチュレッタに、『この打撃をもらったらやばい』と植え付けられるかがポイントになる」と序盤の攻防がポイントとしつつ、「テイクダウンを取られなくても中にタックルで入られて組めるような展開になるとアーチュレッタのペースになる」と、警鐘を鳴らした。

扇久保の結論として 「朝倉海選手の2ラウンドKO勝ち」とし、「結構パンチがガツンと入っていたので、アーチュレッタはパンチに対しての反応がそんなによくない。海選手が僕よりパンチ力、殺傷能力のあるパンチをしっかり当てると思う」とし、最後に「相当ヒリヒリするいい試合になる」と、日米バンタム級頂上決戦の展望を締めくくった。

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(A.Kudo/SPREAD編集部)

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